撮影モードの簡単活用法③ ポートレート編

ポートレートを撮影した時にありがちな失敗が人物の後ろに写っている背景がごちゃごちゃして肝心な人物が目立たなくなったり、背景が人物より目立ったりする事があります。

これは被写界深度が深くなり人物と背景までピントがきて見える為、メリハリのない写真になっています。
風景写真の場合はピントのきて見える幅は広い方が好ましいのですが、ポートレートの場合はなるべくメイン被写体である人物が強調される様に撮影したいところです。
こういう時はデジカメの撮影モードで「ポートレートモード」を使ってみてください。
人物の顔の様なマークががポートレートモードです。

モードの特徴を知ろう

ポートレートモードで撮影するとピントのきて見える幅が狭くなり人物のみピントがきて背景をボカしてくれます。
背景をぼかす事によって余分な要素排除し、人物にしっかりと注目させる事が出来ます。
しかし、背景と人物の距離が近すぎる場合はこの効果が少なくなるので、背景との距離を十分にとって撮影してみてください。
カメラに設定を任せたら、アングルや構図に集中したり、モデルに声をかけてリラックスさせたりして撮影に挑んでみましょう。
広角レンズよりも望遠レンズの方がその効果が大きくなるのでぜひ望遠レンズでお試しください!

自然な表情を撮ってみる

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撮影する角度を変えてみる

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カメラ目線で撮影してみる

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他にもアイデア次第で様々な撮影が出来ます。
また、小物や衣装を変えることで違ったイメージで撮影できます。